阪神淡路大震災における活動を通じて得られた貴重な経験を踏まえ、平成7年6月1日、大規模災害に即応でき、かつ高度の救出救助能力等を持つ災害対策専門の部隊として広域緊急援助隊が創設されました。
マーク全体は鳥をイメージし、部隊の迅速な出動を表現しているほか、鳥の胴体は日本列島、翼はセーフティー・スピーディー・スペシャリストの「S」、赤色の丸は被災者救出に寄せる広域緊急援助隊の情熱、黄色の丸は警察と地域の連帯の輪を、それぞれ示しています。
広域緊急援助隊は、警備部隊、交通部隊及び刑事部隊で組織され、約5,600人の隊員から構成されており、「管区内広域緊急援助隊合同訓練」を年1回実施するほか、各管区、県ごとに独自の訓練を実施しております。
創設以来、東北地方太平洋沖地震をはじめ、多くの大規模災害に派遣されています。最近では、令和3年に発生した熱海市伊豆山土石流災害や令和6年能登半島地震にも出動しております。
《熱海市伊豆山土石流災害での活動状況》
《令和6年能登半島地震での活動状況》